海外在住でも在宅でオンライン英会話講師をするメリット・デメリット

こんにちは、Japamilyのパソ子です。

英語の講師歴はもっと長いですが、オンライン・在宅で英会話講師は5年目。


(現在はほぼゼロに近いですが、まだ講師登録は継続中です)


そんな立場から、この記事では:
海外から在宅でオンライン英会話講師をするメリット・デメリットをあげていきます。


在宅で英会話講師をするメリット

  • 時間の設定が自分でできる
  • ノルマがない
  • 金額設定がある程度自由
  • 自分の好き・得意なレッスンを自由に組める
  • 自分で休みを作れる
  • 子どもが登園中の空いた時間に自由に働ける
  • 履歴書に書ける

とりあえずザーっとメリットをあげてみました。
(注意:会社によっては、ノルマ時間数があったり、レッスン料が決められたりしていますのでご注意を)


時間に融通がきく

在宅ワークの最大メリットじゃないでしょうか。
子どもが長期休暇の時は、レッスンを入れないようにしたり。
逆に子どもが学校に行っている時間帯にだけレッスンを入れるようにする。

そうすることで、子どもを学童や保育園に預けることなく無理のない範囲で働くことができる上に、休暇も自分で設定できる。

家族旅行へ行く週は、あらかじめレッスンが入れられないようにブロック。
または、夫が週末子どもたちを連れてお出かけしてくれるので土曜日のレッスンを空ける。

そう行った微調節が自分でできるのが在宅講師の醍醐味です。


好き・得意をレッスンにできる

文法が好き。

英会話が得意。

ビジネスプレゼンを教えたい。

通常、講師として英会話学校に勤務する場合、なかなか教える内容の選択肢が少ないのも事実。

ですが、オンライン講師の場合、自分の強み・好きをレッスンとして売り出せます。

私はディベートやスピーチ・プレゼン。
そして日常で起こりうるシナリオをあらかじめお題として決め、そこから会話を展開して行くシナリオ英会話を売りとしていました。


ノルマがない

通常パートしようと思うと週20時間働ける人。といったような条件が付きますよね?

子どもが複数いて、それぞれの習い事、学校・幼稚園があると
毎週スケジュールが異なってきます。

その上長期休暇中は働くことが難しい。

私が登録している英会話講師の会社はノルマがありません。

今は、未就学児がいて、オンラインでの講師活動が難しいので
オフラインで添削や翻訳のレッスンをしています。

講師に負担・プレッシャーがかからないようにノルマがないのはありがたいですね。


履歴書に書ける

英語を教える、という行為自体を履歴書に書けるのはもちろんのこと。
その上、どういう工夫をして生徒確保・新規開拓したか。
他の講師どういう風に差別化をしたか。

そういった工夫も履歴書に書くことができます。

私の場合、在宅で働く選択肢がなければ、働くことができない環境にいたので
その期間の履歴書の空白を埋めれることは、本当に助かっています。

海外在住ママが在宅でオンライン英語講師をするデメリット

  • 税金処理が少し面倒
  • 騒音問題(外の工事、一階にいる子どもの笑い声、外で遊んでいる子どもの声、犬の鳴き声)
  • レッスン時間が埋まらないと待ちぼうけのムダな時間が発生する
  • レッスン単価が低い競合には勝てない
  • プライベートな質問をされる
  • 『良い人』なだけではつとまらない

税金処理が少し面倒

私は日本の会社に登録しているので、支払いは日本円。
それをドルに換算して、その時のレートである程度まとまった金額になり次第
送金していました。

私は税理士さんに任せていますが、『ゲ、外国の通貨で給料・・・?』と一言言われました。

レートによって給料が変動するのも自然の流れ。

海外在住あるあるの悩みです。


騒音問題

子どもたちが寝静まったあとのレッスンの場合、稀に夜泣きして(夫がなだめている)その音が漏れてしまったり。

子どもたちが登園中のレッスンでは、近所の犬の鳴き声、芝刈りや工事の音が窓を閉めても聞こえてしまう。

私は、リビングの一角、とかではなく
2階にオフィス(書斎)を設けてそこからレッスンをしていましたが
それでも騒音問題が稀にありました。

そんな在宅あるあるハプニング。


レッスンが埋まらないとムダに待ちぼうけ

例えば、月曜日は9時〜12時にレッスンを受け付けています。

とします。

9:00〜 : 30分のレッスン
9:30〜10:00: 待ち時間
10:00〜: 30分のレッスン
10:30〜11:30: 待ち時間
11:30〜: 30分のレッスン。

こんな風に、レッスンが入ると、無駄に待ち時間ができます。
その間に家事を済ませようと思っても、ソワソワするし、
買い出しに行けるほどの時間もない。

中途半端な空き時間ができてしまうのが、時間の無駄に感じてしまい
たまにストレスでした。


他講師の安すぎるレッスン単価に勝てない

講師によっては、物価の安い国在住の講師もいます。
その場合、30分のレッスンで$10、またはそれ以下という
破格の単価でレッスンを売り出しています。

やはり単価の安い講師にはなかなか勝てません。

ワンコインで受講できる会社もあり、なかなか競争は激しいです。


『良い人』なだけではつとまらない。

30分のレッスンが終わり、スカイプを切ろうとしても
次々と質問ぜめにあったり、

レッスン後に、プライベートメッセージで質問をたくさん送られてきたり。

レッスン以外の時間に無料で質問をしようとしてくる生徒さんもおられます。

自分で線引きをきちんと決めておかないと
生徒間での不公平さが生じたり、無料で自分の時間を捧げすぎることになります。


プライベートな質問をされる

基本的に、生徒さんがレッスンを予約し、予定時刻になったらスカイプで連絡を取り合うので、かなり個人的なやりとりになります。

なので、プライベートな質問や、中には不適切きわまりない内容(お察しください)を言ってくる人もおられました。

そういう場合は、速やかにスカイプを切り、ブロック。
そして会社に連絡して、対応してもらう。

英会話学校に通うのとは違い、オンライン英会話は個人的なやりとりになるので
デメリットだな、と感じました。

まとめ

オンラインで英会話講師を在宅で5年目の視点からのメリット・デメリット。
いかがでしたか?

英語を教えられる方なら、一番手っ取り早い在宅ワークなのではないでしょうか。

メリット・デメリットをしっかり吟味して、今のライフスタイルに合った働き方なのかを考え、挑戦してみてください。