求人広告を見ると、必ず推されているのが
- 正社員
- 週休二日
- 福利厚生
この3つだと思います。
一言で、この3つから得られる最大のものは『安定』。
『安定』を捨てて、なぜノマド的にフリーランスをする人が増えているのか?
ノマド的働き方の魅力とはなんなのかを考えてみました。
ノマドってなに?
フリーランスやノマドって最近よく耳にするけど、一体何?
ノマド(Nomad)とは遊牧民という意味があります。
社会で習った、モンゴル・遊牧民・ゲルのことが思い浮かびます。
今、会社員として組織に属さず、新しい働き方やワークライフバランスを求める人が増えています。
もともとは遊牧民の意味からきていることばです。
今では、働く場所を選ばず、会社に属さず、パソコンでできる仕事をしている人をノマドワーカーと言うこともあります。
私は、まだフルタイムの収入には程遠いですが
- ブログ運営(2サイト)&アフィリエイト
- オンラインで英語を教える
- たま〜に翻訳
- 英語の教材を販売
の複業をしています。
それでは、ノマド的働き方の魅力10個に迫ります。
1. 通勤時間を短縮できる
自分を仕事にすると言うことは、働く時間数や開始時間を調節できます。
8時出社目指して、満員電車に乗る必要がありません。
クライアントと打ち合わせがあるような業種でも、
早朝に家で雑務を終わらせ、10時から打ち合わせで外出。
といったように自分で時間の調節ができます。
2. なんでも仕事にできる
月3万円ビジネスというアイディアを知って、世の中には色々な仕事を複数おこない収入を得ている人がいるんだなぁと関心しました。
芸能人を例にとっても、彼らにもたくさんの収入源があります。
- テレビ活動
- ブログ
- ブログ内でのスポンサー記事
- 飲食店経営
- 執筆活動
- プロデュース商品販売
ノマド的働き方も同じように、好きなことを自由に収入源として仕事にできます。
よく聞くのは、エンジニア・WEB関連・執筆者(ライター)・翻訳・ネットビジネスです。
3. 住む場所にとらわれない
○○駅にある会社の通勤30分〜1時間圏内に住まなけれなならない、というわけではありません。
自分がどんなビジネスを、誰をターゲットにして展開するかを考え、それに沿った場所に住めば良いのです。
旅を仕事にする人ならば、定住せずに、数ヶ月単位で国をまたぐ暮らしをしたり。
会社員の夫の転職に合わせられるようにどこでも働けるような仕事をするのもあり。
4. 家で仕事ができる
これは、子どもがいる家庭では一番ありがたいことではないでしょうか。
お見送り・お迎えをすることができる。
子どものスケジュールに合わせて仕事を調節できる。
実際私も、子どものスケジュールに合わせて、オンラインで英語を教えていました。
5. 通勤時間ゼロ。
打ち合わせがあるようなノマドワークを除きますが
家から全く出なくて良いノマドワーカーはたくさんいます。
パソコン1台あれば良い仕事であれば、パソコンの起動時間が、「通勤時間」とも言えます。
オンラインで英語を教えているときも、2階の書斎にいき、パソコンを起動する。これで勤務開始です。
6. 休みが取りやすい
仕事量を調節して、取りたいときに休みが取れます。
ちょっと時期をずらして夏休みを取ったり、自分で調節可能です。
ただし、会社に属すように「有給」はないので、うまく収入を調節する必要はあります。
7. がんばった分だけ収入
基本給+ボーナスと言った決められた収入がなく不安定なのは確か。
でもその分、とても頑張って稼げた時は、それが収入に。
収入にリミットがないのも魅力です。
8. いつでも日本に帰省できる
これは海外組あるあるですが、日本に帰省できる時期を選ばなくてもいいのは、かなり大きな魅力です。
夏休みは北米から日本の往復チケットが$1500~$2000なんてこともザラです。
オフシーズンだと$800と約半分の値段で帰省ができます。
9. アウトソースができる
会社に属した正社員の場合、たとえ激務になってもあなた自身に人を雇う権利はありません。ノマドワークをしている場合、仕事が忙しくなったら、アウトソースしたり人を雇ったり。
自分の収入が少し減る分、時間が戻ってくる。
時間が戻ってきたら、その分リフレッシュしたりクリエイティブ活動に専念できる。
自分に決定権があるのは嬉しいことです。
10. 自由
総括したような魅力ですが、『自由』という魅力なしではノマドワークは語れません。
お化粧しなくていい。
子どもの運動会に毎年参加できる。
部屋着のまま仕事ができる。
仕事量の調節ができる。
家賃の高い都内に住む必要がない。
とにかく自由です。
まとめ
終身雇用が崩壊しつつあり、ワークライフバランスの実現が難しい世の中で
ノマドワーカーが増えています。
正社員の型にはまらず自由に羽ばたきたい。自由を手に入れたからと言って、毎月お給料が入るわけでもない。
自由だからと言って、お昼まで寝てグータラ過ごすわけでもありません。ただ、
その自由を使ってよりクリエイティブに自分らしい活動ができれば魅力的ですよね。
子育て、介護、核家族、海外在住組。
それぞれが置かれる状況で、正社員として働くのは現実的にムリだというパターンもあります。
決して簡単な道ではないですが、こういう働き方のオプションがある、というのは心強い&魅力的です。